以前このブログでも、少しだけ書いたことがありました。
青春時代
「ザ・テンプターズ」「太陽にほえろ」「傷だらけの天使」「前略おふくろ様」、特に印象深いのは何と言っても「傷だらけの天使」。毎週土曜日10時からの放映だったが、翌月曜日級友との最初の会話は必ずと言ってよいほど
あれ観たか?
だったなぁ。
とにかくのっけから驚かされる。いきなりむくっと起き上がって、冷蔵庫の中の食べ物を探し、牛乳をおもむろに口に入れる。その開け方も何とも格好良かった。口だけで開けるのだが、当時よく真似をして牛乳を床にこぼしまくったのを覚えている。(笑)
享年68才。私より7才年上ですから、若い時は少し年の離れたかっこいい兄貴だった。常に憧れていた。
思えば小学校高学年の時グループ・サウンズのリード・ヴォーカルとして活躍を目の当たりにして以来、中学生の時は「太陽にほえろ」、そして高校生の時は「傷だらけの天使」「前略おふくろ様」と青春時代はこの人無くしては語れないほど、我々世代に非常に影響力のある人だった。
ショーケンの由来
萩原健一氏はどうしてショーケンと呼ばれるようになったのか?そんなこと考えたこともなかった。ショーケンはショーケンでしょう。
デビュー前によく遊びに行っていた東京・六本木のクラブに集う仲間の中に、「ケン」とつく本名の男が3人いた。仲間や周囲が3人を呼び分けるため、体が大きい順に「ダイケン」「チュウケン」と付け、中でも一番小柄だった萩原さんが「ショーケン」と呼ばれたことがきっかけのようだ。
引用:愛称「ショーケン」の由来、仲間の“ケン”の中で一番小柄だったから – 芸能社会 – SANSPO.COM(サンスポ)
らしいです。今日初めて知った。
波乱万丈
そんなショーケンも「前略おふくろ様」後、色んな不祥事を起こしてすっかり芸能界の「不良分子」として扱いを受けたけど、歳を重ねるごとに渋くなっていく姿は何とも言えなかった。
去年NHKで放映された「不惑のスクラム」を観たのが最後になってしまったけど、この時の演技も役柄にぴったりで渋い演技だったしね。想えば「傷だらけの天使」で弟分役の水谷豊氏とは、その後の活躍ではっきりと差がついてしまったけど、水谷豊氏はどんなコメントをするのだろう?
「コンプライアンス」とやらが今の世の中に存在する以上、ショーケンのようなやんちゃな俳優はもう出てこないのかもしれない。寂しいとしか言いようがない。
合掌…
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