以前にも少し書きましたが、「色弱」に関する話題です。
真綿色した シクラメンほど
清しいものはない
出逢いの時の 君のようです
ためらいがちに かけた言葉に
驚いたように ふりむく君に
季節が頬をそめて 過ぎてゆきました…
引用元:歌ネットより
ご存知小椋敬作詞・作曲のシルバー世代なら誰もが知ってる名曲です。で、それがどうしたの?って話なんですが…真綿色ってどんな色?日常生活でもほとんど使わないし…「色弱」な私は若い頃、辞書を引いて調べたことがあります。
すっかり忘れていたので、もう一度調べてみました。真綿色とは、純白ではなくほんの少し黄色みがかった色…だそうです。ところが残念なことに、こう説明されても私にはイメージがうっすらとしか湧きません。
真っ白なら分かるし、真っ黄色でも分かります。
2番目の歌詞です
うす紅色の シクラメンほど
まぶしいものはない…
赤色なら分かる。しかし「うす紅色」と言われても、赤を薄くした色という感じでとらえてはいるが、今一ピンとこない。3番目のうす紫も同じ様な感覚です。
誤解の無いように言っておきますが、これは小椋佳さんに対する批判ではないですよ。世の中には歌や小説・俳句などで、色で比喩表現することなんて掃いて捨てるほどありますが、その度にこう言う「もどかしさ」を感じます。
結構人生で損してるなーと感じる部分ですねこれは。小椋佳さんのこの詩を読ん、多くの人は心が和む感じになるのでしょうが、私の場合メロディーラインで感じても詩ではあまり感じることが出来ません。
日常生活において「色弱」なことであまり不便を感じることはないとは言え、人生の楽しみを奪われているようで何だか悔しいですね。
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