ゴーン氏関連第4段目です。昨日地裁が再拘留を認めないとの決定報道がありました。今日にも釈放される予定ですが、早速記者会見でもしてまくりたてるのだろうか?
検察側からすれば悔しいかもしれないが、実は内心ホッとしているかもしれない。このまま目一杯拘留しても、おそらく今以上の進展が見れそうもない。
起訴はもちろんするとして、検察の狙いである「詐欺」「特別背任」「横領」がどこまで認められるか極めて不透明な状況。自分たちの責任を地裁に向けるのは明白だ。
それにしてもゴーン氏も又したたかな人だ。報酬額はたしかに高額だけど、そのことだけに関して言えば、世の中にはもっと貰っている人はたくさんいる。
世間の人がこの人をあまり快く思わないのは、ひとえにそのやり方が姑息だからではないだろうか?報酬の半分を退任してから貰う予定ということにして、見せかけの額を少なく見せるという…
今は貰っていないから、申告する必要がないという氏の主張は今後の裁判の行方を見守るしか無いだろうね。私も法律のことは良く分からないし…
もちろん今後検察も手をこまねいているわけもなく、引き続き日産側と協力しながら起訴に向けて動くだろう。検察の威信にかけても。保釈されたらゴーン氏が今後どう巻き返していくのかも大いに注目。
願わくば決定的な証拠を検察に上げてもらいたいところだが…現状は極めて難しいだろうね。
午後4時29分追記
驚きましたね、記事を上げてからこのニュースが出たみたいです。なんともタイミングの悪いこと苦(笑)
逮捕容疑は2008年10月、自身の資産管理会社が運用していたデリバティブ取引の契約を日産に移転させることで約18億5000万円の評価損を負担する義務を日産に負わせた疑い。
引用:ゴーン元会長を特別背任容疑で再逮捕 東京地検: 日本経済新聞
やっぱり検察は特別背任容疑で立件したかったみたいですね。なんとしてもゴーン氏の保釈を阻止しようとする検察の意地が見えます。まぁ、こんなこと言ったら何だけど、
検察頑張れー!
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