カリスマ失脚「ゴーン」逮捕劇その③

この記事は約2分で読めます。

f:id:nana_papa:20181124204248j:plain
第3弾となります。何せ大きな問題だし、私でも言葉を選んでしまう(笑) ここまでで少し問題を整理してみようと思う。

フランス政府

フランス政府はルノーと日産の経営統合を望んでいる。フランスは今失業率が高い。そのことも含めて政府の支持率も低い。日産をルノーと統合させて、自国の発展に寄与してもらいたいと思うのも無理は無い。

但しそれはフランス側の都合であって、日本側からすればそれは決して望んでいる形では無い。私が前回の記事で日本政府が必ず介入してくると言ったことはそう言う意味合いでした。

日産経営陣

一方日産経営陣はその情報を掴んでいて何とか阻止したいと考えていた。これはあくまで私の憶測です。社員の有志によるプロジェクトチームがゴーン容疑者の不正調査をして明るみに出たわけだが、これは指示した執行役員がかならずいるはず。

であればその情報を事前に西川社長にも伝えられていたはず。それに対して西川社長は承諾したからこそ逮捕劇につながっている。しかしそうなると少し微妙に思うことがある。

西川社長こそが、今まで側近中の側近だったのではないのか?(もうひとりの逮捕されたケリー容疑者を除いて)ゴーン容疑者の不正を今まで西川社長が知らなかったということがどうしても信じられないのである。

西川社長が後釜に座れたのは、いわばゴーン容疑者のお陰のはず。恩義は恩義、不正は不正…と言うことだろうか?もしそうなら立派な方と言えるが、もし不正を知ってて今まで見て見ぬふりして来たのであれば、これはこれで大きな問題だ。

逆に今まで全く知らなかったとなると、それはそれでどこか抜けた方…と言うことになる。まあこの辺りの問題も今後明らかになってくるだろうけど、法人としての日産も当然何らかのペナルティを受けることになるだろうしね。今後も目が離せません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました